高校生が反対活動をすることについて否定的な方もいらっしゃると思いますが、その方々や考え方を批判するつもりはないことを先に申し上げておきます。
個人的な話になってしまうのですが、私が表現規制に対して興味を持ったのは、購読している朝日新聞の第一面に著名な作家の方々が東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例について反対声明を発表した、という記事を見たというのがきっかけでした。
2009年の児童ポルノ禁止法改正で創作物規制や某議員の発言などに憤りを感じ、一度署名には参加させていただいたのですが、自分から積極的に関心を持ち始めたのは都条例からです。
東京都条例は「青少年の健全育成」を謳い創作物規制を推進したこともあり、自分たち「守られるべき」子どもの意見を聞いて欲しいと考え、微力ながら議員の方に手紙を送りました。
本題に戻ります。
子どもが政治的活動をすべきではない、という考え方の理由は何でしょうか。
一つ目に子どもは未成年なので大人と違って責任が持てないことが考えられます。私はこの理由には納得できます。自分たち高校生が大人と同じような責任を負えと言われれば無理でしょう。
二つ目に選挙権を持っていないから政治に関わるべきではないということです。確かに選挙権はないですしその点に関してはどうしようもありませんが、2010年度の「子ども・若者ビジョン」にも政治に子どもの意見も取り入れると書かれています。
三つ目は政治に目を向けるより、子どもの期間はよく勉強し色々なことを学ぶべきだ、ということです。納得できる部分もありますが、この考え方には反対です。なぜなら私は表現規制に関わることで多くのことを学ぶことができ、視野が広がったと思えるからです。確かに、学校で学ぶ勉強も大事です。しかし机上で勉強できることには限りがあります。
私がこの問題を通して、一番学ぶことができたのはメディアリテラシーです。メディアリテラシーの教育もある程度は受けてきましたが、その大半が「ネットはソースが信頼できないから信じ込んではいけない」というものだったように思います。それと対比して「新聞は正しい」とも教わってきました。私は高校生になってからも「新聞は正しい」と妄信していましたが、表現規制に関わる多くの偏向報道を実際に目の当たりにし、自分の考え方と物の見方が180度変わりました。
また、私は以前何度も創作物のお陰で救われたことがあります。作品を創作することもあるので、作家の方々の心境も少し分かります。もしそういう経験がなかったら自分は表現規制には反対していないでしょう。傍観者でいる、という選択もできます。でももし、自分が声を上げることでほんの1ミリでも状況が変わるのなら、私は諦めたくはないのです。
表現規制に反対することには多少の覚悟が必要です。正式な手紙を書くこともパブコメを送ることも何もかも初めてで、試行錯誤しながら活動しています。
高校生の政治的活動を認めていただけなくてもかまいません。ただ、子どもも大人と同じように「創作物を守りたい」「規制を阻止したい」と考えているのです。その思いだけはどうか、否定しないで欲しいと思います。
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自分のサイトを作るのは初めて。
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